先日はとてもうれしい出来事がありました。いつもお母さんと一緒に来てくれる3歳の女の子が、私の似顔絵≠書いてきてくれたのです。
私は嬉しくてデスクの正面に飾り、時ある毎に眺めていたのですが、とても大切なことに気が付きました。私の顔がやけに大きいではありませんか。身体の何倍も大きいのです。 仕事柄今までも園児たちが書いたお母さん、お父さんや先生の似顔絵を見てきたのですが、自分の顔となると見る目、見る気持ちが変わってしまいます。
見れば見るほどなるほどネェー≠ニ感心しつつ、身体よりも顔が数倍も大きくバランスのとれていないことに何の不合理性も感じないのです。
それは3歳のその子が描いてくれた大きな顔の絵にはもちゃコンひらの≠好きになってくれた心が見えるからです。
そして年齢とともに描く似顔絵は少しずつ現実に近い大きさにバランスよく表現されてくるのですが、赤ちゃんの頃のはいはいする時期から見ていると、この変化を理解できます。
赤ちゃんは自分の気に入ったも物や大好きな人の姿を目標に、自分の感情だけで前に進もうとするのですが、周囲のものの奥行き感や遠近感が理解されていないため、頭を打ったり高いところから落ちたりすることになります。
赤ちゃんの時期は、周囲のものを理解する手段を身に付けていないのです。要するに行動、思考が一直線なのです。好きな物ほど大きく感じるため、私の顔がデッカクなったのも理解できます。それはきっと笑った顔だったにちがいありません。
赤ちゃんの成長過程で運動や精神的バランスを作り上げるのには、そんな距離感や遠近感を経験させ、その運動に幅を持たせる必要があります。
それには遊具としてボールが最適です。空気を少し抜いてあげるのがポイントで、転がりにくくなり、赤ちゃんが追える範囲に止まりますし、顔に当たっても痛くありません。
そんなボール遊びは運動の基本となるバランス感覚を生む遊びになるのです。そして基本運動だけでなく、精神的なバランスや体力的なバランス等が養われていくのをご存知ですか? 最近では障害者や老人介護のためのリハビリに大いに用いられるようになりました。赤ちゃんから老人までその用途は幅広いものがあります。
では他のボール遊びはというと、一般的には「投げる、蹴る、転がす」ですが、身体より大きなボールによっては「乗る、身体を沈める」こともできるのです。
この大きいボールの空気を少し抜き、身体を沈めるとい体が包み込まれる感覚が安心感となり、丁度水に浮いているようになることで、肉体的、精神的リラクゼーションとして役立ちます。
昔とは比べものにならないほど、あの単純なボールの効用が話題になっています。部屋の広さに似合ったボールの大きさを考えておけば、後は自由に楽しんでもらえます。
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