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日々願うこと  0004

 最近、TVニュースをよく見るようになりました。世の中には耳ロそらしたくなる話題があふれすぎているようです。

特に私の仕事に関連する出来事にはセンシティブになるのです。例えば赤ちゃんのほ乳ビンのプラスチック製が赤ちゃんに悪影響を及ぼすということや、ある子ども用の食器にも問題があるということで回収した、という様々な話です。

ゾッとする思いでニュースを見ています。こんなことすべてが子どもをとりまく環境の問題が出発点になっているのです。

思えば私たちが子どもの頃に始まったことが多くを占めています。とにもかくにも化学的に便利に作られたものが、今の子ども達にどれだけ影響を及ぼしているのかはかり知れないことを私は不安に思うのです。

きっとどこかで身体だけでなく心までも影響を受けているにちがいありません。そんな不安と同時にもう一つの不安は、化学物質ばかり使っていることで公害汚染が今以上に増え続け、山林の木が無くなってしまうのではという思いで心を痛めます。

 そんな私ですが、このような話題がでる度にドイツの物を作る姿勢を思い出しては、感心しています。しかも元気が出てくるの不思議です。

ドイツでは木のおもちゃメーカーをはじめ、木を素材として何かを作っているところは木を伐採後に植林をするということが条件で物を作るのです。

ですから木から役立つ品物を作る人は、気の大切さを一番理解している人たちなのだと私は考えます。そんな大切に作られた木のおもちゃを扱えることは、今の私の一番の誇りなのでしょう。

 私のSHOPも月日が経ち、お母さん方の声が一年程前から変わってきました、木のおもちゃは「子どものためだけに」と考えていたお母さん方が、自分自身のストレスが少なくなったと感じるのだそうです。

街に出てのショッピングは子どもの物が優先されるそうですが、そんな時、必ずといっていいほどキャラクターが目に入り、めまぐるしいおもちゃ競争の真只中にいることを自覚するのだそうです。

通常の玩具店での店内は電子音、金属音いわゆる騒音でいっぱい、その中での買い物はまさしくストレスです。しかも子どもはおとなしくしているわけがありません。こんな買物状況が変わるというのです。

自分で作ることの楽しさ、自分で奏でることの楽しさを子どもが知ると、お店には長い時間居座ることがなく、家庭でのお母さんと子どものお話もスムーズになるというのです。

 お片付けの方法も子どもにわかりやすく環境を整えてあげたくなるのが不思議だと言われるお母さんがいます。

そうするとおもちゃの片付けを一日何十回すると言っていたほとんどのお母さんは「片付けをしなさい!≠フ言葉が少なくなった。」とのことです。

子どもを面倒くさがりや≠ニよぶ大人は大人がそう仕向けていることに気付かれたようです。

 子どもたちはキャラクター物が大好きです。でもキャラクターの疑似体験しか出来なければ子どもは自分自身を持てません。それが現代の社会問題の一つでもあります。

街にあふれているキャラクター物を買い与えるばかりでなく、ホッとでき気持ちがやさしくなれるような環境作りをすることは大人の役割としてとても重要です。

 最近では小児科や小児歯科でのおもちゃの位置付けを見直されている医院が多くなり、お母さん方の中でも話題になっています。

私たち大人が子ども達によい環境を考えなければと願う日々です。


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